加湿器にレジオネラ菌が通常の2万2000倍検出され、高齢者施設で2名が亡くなられたケースがありました。
高齢者施設の加湿器は点検はされてましたが、今回のこのような事態が置きてしまったとのことです。
レジオネラ菌はインフルエンザのように熱を帯びる症状を出すとして知られています。お風呂の湯沸かし機能などの循環式の浴槽にもレジオネラ菌はいるとされているのですが菌の数は余り多いとは言われていないんです。
ですが、一度体内に入って菌が消毒されず細胞に取り込まれてしまうと身体に影響を及ぼします。
これがレジオネラ症と呼ばれるものです。

このレジオネラ菌はどこにでも存在する菌の1種です。
ですが、最近では加湿器、給湯器やお風呂(にレジ脱帽洗浄キット)の湯沸かし機能でレジオネラ菌の数はかなり増殖してると言われてます。
レジオネラ菌はぬるま湯だったり暖かい所が大変好きです。
お風呂にカビが出来るのを想像していただきたい、湿気があり、暖かい、大変好きな環境です。

超音波加湿器も原因の1つ?

レジオネラ菌に感染するのは、菌自体が細胞に取り込まれた時となります。
高齢者施設で2万2000倍検出されたのは、加湿器なのですが超音波加湿器なのでは?
ということも言われています。
加湿器の中でも超音波加湿器は超音波振動で水滴を細かい粒子にして噴出します。
その関係で水に含まれているカルシウムは勿論、ミネラルや殺菌の為に含まれている塩素までもが全て分解されて粒子として飛ばされてしまうのです・・・。1秒間に2万回以上の振動を与えて、粒子にしてしまう超音波加湿器・・・。便利ではあるのですが粒子が相当細かい分菌が空気に待ってしまうのも問題かもしれません。

レジオネラへの感染対策や掃除方法

レジオネラ菌は温かいところが大好きで増殖し体内の細胞に入り込むことによって感染します。
普通の状態であればあまりなりませんが、病気の人、幼児、高齢者などは免疫が低いのでその分、感染しやすくなります。
レジオネラ菌を防ぐ掃除方法について
レジオネラ菌を防ぐ掃除方法としては、しっかりと洗うことだけではありません。
菌は59度では死滅することはないので、60度以上で必ず殺菌しなければいけません。
60度の熱にしっかりと付けて殺菌をして、その後に徹底して乾燥させる必要があります。
ただ、乾燥させるだけではなくて、熱で殺菌してから乾燥をさせましょう!
レジオネラ菌を防ぐ掃除方法について
レジオネラ菌を防ぐ掃除方法としては、しっかりと洗うことだけではありません。
菌は59度では死滅することはないので、60度以上で必ず殺菌しなければいけません。
60度の熱にしっかりと付けて殺菌をして、その後に徹底して乾燥させる必要があります。

汚染を防ぐ為には、加湿器の掃除を行う必要があります。

ヒューミストの除菌効果

ヒューミストは加湿器専用除菌剤です。加湿器タンクの殺菌は勿論、部屋の隅々まで除菌・効果が期待されます。 風邪、ウイルス感染の予防にもオススメです。

 

水に超音波を当て、粒子にして放出するタイプの超音波式加湿器。
入れた水が細菌(レジオネラ菌等)やカビで汚染していたり、貯水タンクの中で次第に細菌が繁殖していると、その微生物ごと空中にばらまいてしまう危険性があります。

レジオネラ属菌によって汚染されたエアロゾルを、直接肺に吸い込まないよう心掛けることによって、その感染を回避することができるので、超音波式の加湿器はこまめに清掃するか、レジオネラ菌は 60度以上の温度で死滅するため、加温式の製品やハイブリッド式と呼ばれる製品に買い替えるなどの工夫が必要です。

清掃しなくても使えてしまうので、ついつい水を継ぎ足して使ってしまいがちですが、超音波式の加湿器によって空中に細菌・カビなどが散布されると、それを長期間吸い込んで、肺の中でアレルギー反応が生じ、アレルギー疾患を引き起こすことがあります。

レジオネラ症は、悪寒、高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などが起こり、呼吸器症状として痰の少ない咳、少量の粘性痰、胸痛・呼吸困難などが現れ、症状は日を追って重くなっていきます。 腹痛、水溶性下痢、意識障害、歩行障害を伴う場合もあります。
弊社の『CSCのレジオネラ属菌対策専用剤』を加湿器に入れることで、安全にレジオネラ菌対策を行うことが出来ます。

ヒューミスト 安全性の証明

安全性評価
有効濃度はヒューミスト(HM5LC)48.6%で約1/2です。
急性経口毒性 OECD化学毒質毒性試験(1987)に準拠したマウスにおける試験20ml/kgを上限として行った雄雌マウス群に異常及び死亡例は認められなかつた。観察終了後の倍検において、雄雌ともすべて試験動物の主要臓器に異常は認められなかった。

皮膚一次刺激牲
現液を30倍に希釈し、ウサギ3匹の無傷及び有傷皮膚に24時間閉鎖貼付した結果、除去後1時間に全例で非常に軽度の紅斑が見られたが、27時間後に全て消失した。
Federal Register(1972)に準拠し、求めた一次刺激性インデックス(p.1.1)は0.3となり(弱い刺激物)の範疇に入るものと評価されました。
2点は財団日本食品分析センタ-によるものです。

 

ウイルスに対する不活性化効果に関する試験
1)インフルエンザウイルス A/Aichi 2/68株
北海道大学 大学院獣医学研究所より分与を受けたウイルス株をSPF発育鶏卵を用いて維代、増殖させたもの。2..0X106 PFU/m1

2) インフルエンザウイルス A/Swine5/68株

社団法人日本動物医薬品協会より分与を受けて(1)と同様に、増殖させたもの。2..3X105 PFU/m1

検体 有効濃度 25%のものを0.1%に調達した試験液0.1%
10分間で(1)(2)株とも高い不活性化を示したが30分でも消滅には至らなかった。
0.5% (1)(2)株とも混合直後検出限界付近まで減少した。10分後は検出限界以下となった。

財団法人 畜産生物科学安全研究所に依頼した試験の要約です。

細菌、抗ウイルスには三つの原則があります。
1)濃度 . 2)量 . 3)時間
この三拍子が揃って初めて効果があります。例えば水分のない100%のアルコ-ルは50%のものにも劣るといわれていますが、これは乾燥度にも関係があり、どのような菌、ウイルスでも十分効果を発揮するのには即乾では効果はありません。そして十分に量が必要です。